「シカゴ・メッド」シーズン1 第17話「尊重」

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あらすじ

お酒の問題を抱えた患者がやってきた。エイプリルが言うにはどうやら常連さんらしい。お酒の離脱症状で痙攣を起こしており、なおかつ長年に渡る飲酒のため肝硬変や狭心症、腎不全なども起こしている。嘔吐し続け、お酒を欲するグリーソンにエイプリルは強い口調でお酒を断つように言うが全く耳を貸さない。おまけに幻覚症状まで現れ始め、エイプリルは内緒でお酒を飲ませようとするがハルステッドに止められ、医者からの見解と看護師からの意見の相違で2人は対立してしまう。

心筋梗塞で運ばれてきたフランク・マコーミック。症状は決して良くない。コナーはバイパス手術が必要だとフランクとその妻に伝える。しかし、宗教上の理由で「1度体外に出た血液を再び体に取り込まない」と言う教えを説いているため、人工心肺に繋がる事を拒否した。仕方がないのでダウニー先生を呼び、再び説得しようとするコナー。ところが、味方だと思っていたダウニー先生は、患者を尊重しオフポンプで心臓が動いたまま手術をする事を提案した。かなりのリスクを伴うと説明するコナーを無視し、マコーミック夫妻は喜んでオフポンプでの手術を選んだ。

ナタリーが、病院内で結婚指輪を失くしてしまった。マギーに相談し、みんなで探す事に。ナタリーは一生懸命探し指輪を失くしてしまった事と、最近亡き夫ジェフの事をないがしろにしていると感じ自分を責める。なかなか見つからない罪悪感を抱えたまま、突然ナタリーが倒れてしまうのであった。

タイトル

日本タイトル 「尊重」

原題タイトル 「Withdrawal」

シリーズ通算17話目。

ナタリー

最愛の夫ジェフを亡くしたばかりのナタリー。あまり悲しむ暇もなく息子を出産し、ただいま子育て真っ最中。息子の存在はもちろん支えになっているけれど、気持ちの整理がつかないまま、悲しみがずっと続く生活をして来てしまい、とうとうブロークンハート症候群で倒れてしまいました。

意地になっていた所もあると思います。息子にはもう自分しかいない!息子を養うためには働かなきゃいけない!悲しんでいいるヒマなんてないんだ!と自分で自分を縛りつけ、心の悲鳴に気づかぬフリをして、ただがむしゃらに突っ走って来たんでしょうね。

指輪を失くしていまった時も、繋がりが無くなってしまうんじゃないかと怖かったのかもしれません。そこにきて罪悪感も上乗せし倒れてしまったんでしょうね。普段はなるべく普通にしていようと思っても、ふと考えたり思い出してしまいまた「これではだめだ!」と打ち消す繰り返し。前に進み事も出来ず、後ずさりも出来ない。そういった状況だったのではないでしょうか?自分だけが生きていて、前へ進むのが申し訳ないと思ってしまう罪悪感。ジェフを覚えていなくては!忘れてはいけない!それはダメな事なんだ!という事にも縛られていそうですね。とても切ないです。

今回、前へと進めるきっかけが掴めたナタリー。指輪をジェフのお墓に埋める時に涙が出ました。

きっと大丈夫!少しずつ進んで欲しいですね。

コナー

ダウニー先生の「医者は命を救うことが全てじゃないと分かることだ」って言った言葉が深すぎました。コナーにも響いていたようです。コナーは、命を救う事に全力を尽くすとても優秀な人。でも色々な人がいて、自分の意見が通らない事も学んでいかなくてはなりません。この辺はすごく難しいですよね。自分は救えたから満足。でも患者は教えに背く行為はしたくなかった。あああ!ホント難しすぎるっっっ!!

フランクの奥さんは、結局教えに背き夫の命を救う事を選択しました。これは、すごく正解だったと思うんですよ。救える命だし、夫を失いたくない気持ちはものすごく分かります。でも、宗教的には違うんですもんね。真実を知った時、妻を拒否したフランク。やっぱり妻より教えなんだな~って思ったら切なかったです。結局フランクは分かってくれましたけど、普通の夫婦生活にもどったらちょいちょいこの事でケンカしそうな予感がしてしまう。

医療関係の海外ドラマでは、必ずこういった宗教的理由で処置できない事がありますよね。その度に難しい問題だな~と思ってしまう。多いんでしょうね、きっとこういう事。

ハルステッド

ハルステッドすごいな~。誰にでも果敢に挑んで行くな~。真っ直ぐだな~。真っ直ぐすぎるな~。エイプリルに意見を言うのは分かるけど、シャロンさんの所にまでいくとは!と思いながら観てました。

医師と看護師の意見の相違もありました。ハルステッドとしては、アルコール依存症を治すきっかけが欲しい。でも看護師は、沢山そういった人をみているから可哀想に思う。これも難しいですよね。

シャロンさんが、自分で治そうと思っていなければ治らないと言っていましたけど、それは本当だと思います。まず自覚してから次のステップに進む。でも、ハルステッドのやり方だと、またすぐ再発してしまう危険性がありますもんね。どっちの言い分も分かるので、もうどうしていいのやら・・・。

ハルステッドは真っ直ぐなので、ダウニー先生が言ってた「医者は命を救うことが全てじゃないと分かることだ」っていう言葉は響かないかも知れません。でも俺は!!って言いそうな感じがします。

ナタリーの事もどうなんでしょうね。病室にいるナタリーを外からみた後誰かに電話していましたが、やっぱりあの女性なんでしょうかね?前に治験の薬の事でちょっとモメてましたけど、それはそれで終わって何事もなかったようにしているのかも知れません。

まとめ

年を取った人たちは元気だったな~。こういうエピソードも医療ドラマではあったりしますよね。

クライド・グリックマンさん、あの2人に優しかったからいいんじゃないかな?4人寝ているのはすごいけど。チャールズさんが、「年を取ると昔、許せなかった事がどうでもよくなる」って言ってましたけど、ちょっと分かる気がします。だからむしろ、リースのムカツキっぷりが可愛く感じました。

さて次は、シーズン1最終回です!あっちもこっちも大変な感じになりそうな予告でしたが、一体どうなるんでしょうか?シャロンさんが「幸せじゃなかったの」なんて意味深な発言をしていましたが、もしかして旦那さんとの事かな?最近怒りっぽいって言ってたし・・・。う~ん。気になる。

次回も楽しみです!


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